JNH
HOLOWITS
技術解説2026-07-07HOLOWITS

HOLOWITSの1+N機能

既設カメラにインテリジェント機能を後付けできる拡張ソリューション

HOLOWITSの1+N機能

1+Nとは

1+N機能は、ターゲット認識カメラ(プライマリ)とターゲット撮影カメラ(セカンダリ)、およびHWT-NVR800を組み合わせて運用する仕組みです。ターゲット撮影カメラがスナップショットをHWT-NVR800にアップロードし、NVRは特徴抽出が未処理のスナップショットをターゲット認識カメラに送信します。ターゲット認識カメラが特徴抽出の解析を実行し、抽出された特徴情報をNVRに返送します。NVRはその特徴情報をターゲットリストと照合することで、アラームの発報や検索を行います。これにより、インテリジェント機能を持たない既設カメラに対して、物体分類・車両認識・人物検知などの機能を後付けで追加することができます。

1+N機能の構成図

複数台構成の場合、1台のターゲット認識カメラが最大3台のターゲット撮影カメラと連携できます。ターゲット撮影カメラはNVRのチャンネルに順次接続し、ターゲット認識カメラを同一スイッチ配下に追加することで、すべての撮影カメラのスナップショットに対してインテリジェント解析を適用できます。

なお、本機能はHOLOWITSプロトコルで接続されたHOLOWITSカメラ間でのみ対応しており、連携するカメラは同一のターゲット認識アルゴリズムを使用する必要があります。ネットワーク要件としては、同一スイッチ配下への設置、パケット損失率0%、スイッチは1000 Mbit/sポートの搭載が必要です。

1+N機能のネットワーク構成

典型的な活用シナリオ

例として、2車線の道路に一般的なネットワークカメラが1台設置されているものの、物体分類や撮影機能をサポートしていない環境を考えます。この場合、1+Nに対応したプライマリカメラを同じスイッチ配下に1台追加するだけで、既設カメラを含む両車線の映像に対してインテリジェント解析を適用できます。システム全体の再構築や既設カメラの入れ替えは不要です。

まとめ

1+N機能は、既存のHOLOWITSカメラ設備を活用しながら、最小限の追加投資でシステムをインテリジェント化できるソリューションです。インテリジェント解析機能を持たない既設カメラに対して、ターゲット認識カメラを1台追加するだけで物体分類・車両認識・人物検知などの機能を導入でき、大規模なシステム再構築や既設カメラの全面入れ替えを行わずに現場の要件に対応できます。

段階的なシステム拡張を検討しているHOLOWITSユーザーにとって、コストと導入効率の両面で優れた選択肢となります。

お問い合わせ

お見積・ご相談など、お気軽にお問合せください。HOLOWITS の専任エンジニアが、最適なソリューションをご提案します。